漫湖日和3

ラムサール条約登録湿地「漫湖」について、生き物や歴史、センターの活動など紹介します。 ※ブログ内のすべての画像及び動画の無断転載・無断使用を禁止します。
旧ブログ→漫湖日和2 https://manko-mizudori.blog.ss-blog.jp/

夏休みイベント7/20「月夜とカニの観察会」

夏休みが始まりましたね!
センターでは毎年、夏休みスペシャルプログラム「漫湖自然学校」を開催しています。
様々な分野の専門家の先生方を講師にお招きしたいきもの観察会やモノ作り教室など、様々なイベントが盛りだくさんです!

去る7/20(土)は、イベント「月夜とカニの観察会」が開催されました。
夏の夜空を楽しみながら、月の満ち欠けと干潟の生き物たちの関係について学ぶこのイベント。
この日はお天気もばっちり晴れて、絶好の星空観察日和となりました。

イベントは夕方6時から。日が暮れるのを待つ間、星空案内人の田代祐子先生から月の満ち欠けについてお話ししてもらいます。

月の満ち欠け

センター職員も、カニの生態についてのお話しをしましたよ。

カニの幼生とは?

さて、良い感じで暗くなってきたところでいざ外へ!
2チームに分かれて、交代で星空観察とカニ幼生の観察をします。

こちらは星空観察チーム
田代先生から夏の星座や天の川のお話しを聞きながら、みんなで夜空を見上げます。

星空観察

だんだん首が痛くなってきた…次は望遠鏡でお月様をのぞいてみよう。

月の観察

一方のカニ幼生観察チーム
この日は大潮を翌日に控え、夜に満潮の時間を迎えます。
月光と懐中電灯に照らされた夜の木道を進んで、観察小屋へ。

夜の木道

観察小屋にはあらかじめ水中に集魚灯を設置していました。光に集まる習性を利用して、集魚灯の周りにいるであろうプランクトンを網ですくいます。

プランクトン採集

早速センターに戻って顕微鏡で観察!

顕微鏡で観察

顕微鏡をのぞいてみると、こんな感じ。

因みに採集したプランクトンは、元の場所に返しつつ一部はスタッフ(水槽の中のトントンミーやエビたち)が美味しく頂きました。
クヮッチーサビタン。

大人も子どももみんな夢中で観察していたら、あっという間に観察会終了の時間に。
田代先生のご厚意で、終了後もしばらくは望遠鏡を触らせてもらったり色々質問したりさせて頂きました。
ちょっと夜更かしになっちゃったかもしれないけど、夏休みだからいいですよね!
参加者の皆さんにとって特別な1日になってたらいいなぁ。

まんまるお月様



同じカテゴリー(イベント)の記事

 
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。